2016年4月20日水曜日

中葉シュンギク プランター栽培記

document of growing Garland chrysanthemum (leaf vegetable)

経過は記事の最後尾に追記していきます。

シュンギク (春菊)
Edible Garland Chrysanthemum (Shungiku)
学名:Glebionis coronaria
キク科 Asteraceae
シュンギク属 Glebionis
中葉の品種には、株立ち型(摘み取り栽培)と株張り型(抜き取り栽培)がある。
生育温度は 5℃以上。冬期はビニールトンネルをかけ、寒さによる葉の痛みを防ぐ。
秋蒔きなら 30〜50日で収穫。種まきの時期としてはギリギリだが、今年の11月は
平年より気温が高いのでどうにかなるでしょ。

2015-10-30 種蒔き (seedling)
深さ 1cm くらいの溝をつくり、種をすじ蒔き。
1cm 間隔ぐらいに一粒ずつが適当らしいけど、大雑把にばらまき。
シュンギクの種子は好光性らしいので、深くならないように。











2015-11-03 出芽 (Sprouting)


















2015-11-05 子葉 (cotyledon)
















2015-11-05 本葉 (first true leaf)















2015-11-16 間引きについて (timing of Thinning)
一対目(#1)の本葉が出揃い、かなり込み合ってきた。
Web 情報では株立ち型(摘み取り栽培)と株張り型(抜き取り栽培)では間引きの回数・タイミングを変えるようなのだが、種子の袋には、収穫は摘み取りでも抜き取りでもどちらでもOKのように書いてあるので、
様子見ながら最終的に 15cm 間隔ぐらいを目指そうと思う。

2015-11-23 間引 (Thinning)
留守の間に2対目(#1)の本葉が出揃っていたので、一回目の間引き。
2~3cm 間隔。(写真は間引きの途中)

間引き後に、苗が倒れない程度に土寄せ。 追肥。
間引いた苗は食べられます。
ひとつひとつ根を撮るのも面倒なので丸ごと。












2015-12-11,13 間引2回目と風除け (Thinning again and Windbreak)

本葉は4~5対(#1)、主茎がしっかりしているものを残して約 5cm 間隔に間引き・土寄せ。 控え目に追肥。

種蒔き後6週間、暖冬とは言え気温は徐々に下がっていくので成長はゆっくりだけど、じっくり育つせいか香りも味も濃厚。

けれども、そろそろ最低気温が 5℃を下回るし、また、ルーフバルコニーは寒風が吹き抜けるので、プランターの側面を囲ってみた。














2016-03-17 薹が立つ (go to seed)

3月に入って暖かい日があったりして急激に大きくなり、蕾が上がってきた。今のうちに上部を摘んでいただいてしまおう。野菜に蕾が付くと硬くなって食味が落ちることを「薹が立つ」と言うくらいだから。
脇芽も出始めているのでもうしばらくは楽しめそう。(シュンギクは一年草)

シュンギクの生育適温は 15~20℃ だそうだから、冬の露地栽培は厳しい。風除けのビニール程度ではあまり成長しないのだが、それでも 10~15cm ほどの苗を間引きながら一冬美味しくいただきました。

2016-04-19 花 (flower)
開花はたぶん 14・15日頃 (不在に付き確認できず)
花径約 6cm 舌状花・筒状花ともに山吹色の立派なキク科の花だ。

この頃になると、さすがに茎が固く藁を噛んでいるような感じ。葉だけを摘んで最後の恵みとしていただくことにする。








#1:間引きのタイミングとして「本葉 1~2枚の頃」のように記載されている情報がほとんどだけど、「枚」というより「対」であろうと解釈。

0 件のコメント :

コメントを投稿