2016年4月9日土曜日

サルオガセモドキ (チランジア ウスネオイデス)

サルオガセモドキ (チランジア ウスネオイデス)
Spanish moss
学名:Tillandsia Usneoides
パイナップル科 Bromeliaceae
チランジア属 Tillandsia
東南向き出窓、ハンギング、植込み材料無し。
早春より成長を始め、茎の先端の葉の間に花が咲が咲いた。0.5cm くらいか。
銀色に輝くトリコーム(trichome)(#1) のお陰で葉は緑白っぽく見えるが、
花はくすんだ暗黄緑色で、外花被片3枚、内花被片3枚。先端の尖った外花被は、内花被の根元に寄り添っている。花被の色こそ違え、構成はコットンキャンディと同じ。
サルオガセモドキは根を持たず、着生もせず、木の枝などに引っかかった状態で雨水などと日光で生きる(#2)。

チランジアの仲間はエアプランツと呼ばれ、まるで空気中の水蒸気を吸収して生きているかのように思われがちだが、長期に渡って水分を保持することができる仕組みを持っているので乾燥にはそれなりに強い、というだけであって、灌水なしでは枯死する。真冬でも室内の気温は昼間は 20℃ ぐらいあるし乾燥しがちなので、週1~2ペースで霧吹きでびしょびしょに水をかける。
出窓は、夏場は意外に日が強くまた空気がこもるので、吊るし場所を思案中。

#1:
葉や茎の表面にある細毛状・鱗片状の突起で、強い太陽光から身を護りかつ空気中の水分を保持して葉面の吸水細胞から水分を吸収する助けをする。

#2:
写真は、床に置いて撮影。

taken on 2016-04-05 #buds #flowers #foliage #April








上高地で出会った「サルオガセ」は地衣類。
http://travelingdreamsite.blogspot.com/2015/09/20150822-6.html

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