2017年3月30日木曜日

水仙 (Narcissus)

水仙・ガリル
Garill Narcissus
学名: Narcissus sp.
ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
スイセン属 Narcissus
ルーフバルコニー、陶器鉢植え、5年以上

2017-03-30
どうやらニホンスイセンではないようだ。花径 2.5~3cm。花被は白、副花冠は淡いクリーム色。芳香がある。
ガリル(Garill Narcissus)と呼ばれている品種のような気がする。分類としては同じタゼッタ(房咲き水仙) 系のニホンスイセン(副冠が黄色い)やペーパーホワイト(副花冠が白い)の仲間になるのだろうが、はっきりしたことは分かっていないらしい。

ペーパーホワイト (Paperwhite)
Narcissus papyraceus
ニホンスイセン
Narcissus tazetta var. chinensis
フサザキスイセン (ニホンスイセンの親)
Narcissus tazetta L

2017-03-25
ついに花が咲く。親球であろう。
花被片は白。やはり日本水仙だろうか。

2015-01-31
株の数は増えてる、つまり子球はできているようなのだけど
今年も花が咲く気配は無く。

2014-11-19
球根を見た時は水仙かなと思ったのだが、一度も花が咲いたことないので正体不明。
それでも毎年葉は芽生え、成長する。
2014-01-02
一度も咲いたことの無い
ニホンスイセン (Narcissus tazetta var. chinensis) たぶん


2017年3月26日日曜日

チャノキ (茶樹) 実生

seedling of Tea plant

チャノキ (茶樹, 茶の木)
Tea plant
学名:Camellia sinensis
ツバキ科 Theaceae
ツバキ属 Camellia

2017-03-25
ポットに植え付け
本来は土中の種子(殻をかぶったままの子葉、地下子葉性)の部分には水苔を被せておいてみる。
2017-03-23
発芽後約3週間、本葉はお茶の葉っぱらしくなってきた。そろそろ土に植えようと思うが、さて、どこまでを地上に出すか。

2017-03-13
芽が 2cm ほどに伸び、幼い葉がはっきりと視認できる。
そろそろ土に植え付けないと。胚乳の養分はいつまで持つのか。
2017-03-03
発芽を確認
幼芽らしきものが確認できる。
今のところ2つ。
幼根がけっこう伸びている。
2017-02-01
京都の建仁寺で拾ってきた実と種子。
種子を乾かしてはいけないそうなので湿らせた水苔にくるんで丈夫に穴をあけたビニール袋に入れ、暖房のある明るい室内で保管。
鉢土に埋めておく場合は水切れしないように注意。

2017年3月25日土曜日

ナツグミ (夏茱萸)(推定) 実生

Seedling of Silverberry

ナツグミ
学名 Elaeagnus multiflora form. orbiculata
グミ科 Elaeagnaceae
グミ属 Elaeagnus L.

2017-03-22
冬に落ちた葉の節から新葉が出てきている。常緑で、昨年までは冬に葉が落ちたことは無かったのだが、今冬はかなり落葉。
2017-02-25
冬期は寒風に耐えるかのように葉を下向きに閉じるので、びっしり生えた鱗状毛で白銀に光る葉の裏面が見やすくなる。
2015-09-15
現在の樹高 6cm(大)・3cm(小)
葉の長さ 大きいもので 2.5cm
芽は2つ。いつ発芽したのかはわからないが、8月に雑草ではなさそうな芽が出ていたので経過観察続行。ここまで来れば、グミであると断定できるね。発芽まで1年以上かかったわけ。

葉の表は主脈上とその周辺わずかに星状毛が見える。小さい方の葉にはまばらだが、もう少し多くの星状毛が見て取れる。やはり、徐々に落ちてしまうのか。鱗状毛や葉裏についてはまた今度。

taken on 2015-09-15 #foliage #September

2014-05-30
この木から採取してきた実を食べた直後に種子を洗って種蒔き(05-30)。
昨年も1個だけトライしたのだけど芽吹かず、今回は6個。
ナツグミの葉裏にはびっしりと鱗状毛があるせいで、銀色に輝いて見える。
枝や実にも同様な鱗状毛がある。













葉の表にも僅かに鱗状または星状のものが見られるが、この写真では葉の成長と共に星状毛が落ちかかったトウグミ(唐茱萸, Elaeagnus multiflora var. hortensis) なのか、鱗状毛が少ししかないナツグミなのかは判別ができないのだが、葉の形が卵形であることや実の時期、実の付き方にやや隙があることからナツグミと言うことにしておく。

葉裏

taken on 2014-05-26, 05-30 #Fruits #Harvest #Seeds #Sowing #ナツグミ
#Foliage #May

2017年3月23日木曜日

ゲットウ (月桃) 実生

Seedling of Shell ginger

ゲットウ (月桃)
学名:Alpinia zerumbet
ショウガ科 Zingiberaceae
ハナミョウガ属 (アルピニア属) Alpinia

2017-03-15
先に発芽したものは葉が3枚、後発のものは2枚に。(第1葉と第2葉以降との葉の形状に殆ど違いは無い様だ。) 枯れた子葉鞘の残骸が根元に見える。
2017-02-01
第1葉が広がっていかにもゲットウの葉であると確信。単子葉植物にはイネ科などの雑草も多く発芽段階での見分けは難しい。単子葉植物の葉脈は平行脈。
2017-01-17
子葉鞘を突き破って本葉(第1葉, first leaf)が出てきた。
葉は1枚ずつ交互に出てくる。
2017-01-05 発芽を確認
単子葉植物ではこれを子葉鞘(幼葉鞘, coleoptile)と言い、この中に幼芽(最初に出てくる本葉と茎になる部分)を包んでいる。
単子葉と双子葉の分類の仕方として「最初に出る”子葉”が1枚か2枚か」と説明されるが、地上に出る部分が必ずしもいわゆる平たい"葉っぱ"の形ではないので分かりにくい。
2016-11-20 種蒔きリベンジ
(写真右上がゲットウの実と種子。左はモモタマナ(別名コバテイシ)、下はテリハボク)
暖房のある室内の窓辺で管理。

2016-04-22 種蒔き
種蒔きは4月下旬から5月、気温20℃以上の時期が最適らしいが西向きベランダで管理するも発芽せず。

2017年3月15日水曜日

ムスカリ 実生

Seedling of Muscari (Grape Hyacinth)

学名:Muscari armeniacum
ユリ科 Liliaceae
ムスカリ属 Muscari
品種の詳細は不明
ルーフバルコニー、ポリポット植え、実生3年目。

2017-03-12 3年目
ついに花が咲く!
相変わらず葉は細め。
2015-05-18 1年目
細くヒョロヒョロの葉。
2年目も葉のみ。

2014-05-24
開花から約2か月、青い実を経て実った種子。
ムスカリは、花 (#1)の数の割にはあまり実を結ばない。それは、種子でたくさん繁殖しようというより球根に万が一の事態が起きた時の保険だからなのかもしれない。(球根はその場を動けないが種子は風雨など媒介するものがあれば新天地への移動が可能。)
球根放置で毎年良く咲くが、種蒔きもしてみよう。

taken on 2014-05-24, 2015-05-18, 2017-03-12 #fruits #Seeds #buds #leaves #march #May #Muscari

#1:花 (Flowers) 2014 season
http://achromaticjp.blogspot.com/2014/03/blog-post_9975.html

2017年3月13日月曜日

原種系チューリップ ポリクロマ 2017

Tulipa polychroma
水耕栽培の花後の球根は次の年も花が咲くか、の実験
the next year of hydroponic cultivation (#1)

学名:Tulipa polychroma
ユリ科 Liliaceae
チューリップ属 Tulipa
西向きベランダ、陶器鉢植え

昨年のグラス水耕栽培の後(3月初旬)花壇に移植、球根充実を図る

2017-03-11 11:17AM 開花
2017-03-11 10:18AM 秒読み

水耕栽培でも花後すぐ、まだ葉が元気なうちに養分を球根に蓄えることができれば翌年も花は咲く。チューリップの球根は掘り上げて保管が原則だが、花壇に掘り上げ残した株も蕾の開花待ち。但し、花後も水耕のまま液肥等で養分を蓄えさせ球根保管で開花するかどうかは不明。
2017-02-28 蕾

2017-01-05
出芽は12月中
(左奥の幅広の芽は水仙、鉢土を再生させた時に気付かないほど小さい球根が紛れていた模様)

2016-11-23 球根植え付け
2016-05-02 葉色が褪せて枯れてきた頃を見計らって掘り上げ、封筒に入れて風遠しの良い日陰で保存。

taken on 2017-01-05, 02-28, 03-11 #sprout #buds #flowers #January #February #March

#1 : 2016 season 水耕栽培 (Hydroponics)
http://achromaticjp.blogspot.com/2016/03/blog-post_6.html

2017年3月12日日曜日

デンドロビウム マイ プリンセス ストーリー '吉備伝説' 蕾・花・植え替え (親株)

Buds, Flowers and Roots of Dendrobium My Princess Story 'Kibi Densetsu' (parent plant)

 デンドロビウム マイ プリンセス ストーリー '吉備伝説'
Dendrobium My Princess Story 'Kibi Densetsu'
ラン科 Orchidaceae
セッコク属 Dendrobium (ノビル系, D. nobile)
千原宣彦・千原鹿野氏による登録品種。
10シーズン目。花期終了後12月末まで屋外。
2017-03-03
咲き始めは2月半ば。
例年より少し遅め。

植え替え後の昨シーズンは例年通りの開花ながら花付きは少なめだった。
2016-02-04 開花直前の蕾


2015-05-11 追記
植え替え (Replanted)
花後に元気が無くなったので初めて植え替え。さすがに限界だったようで、この根詰まり具合はその筋の方に怒られてしまいそう。
古い根と土を取り除きかなりスリムになった株を、一回り大きめの鉢に、培養土と鉢底土用ココナッツハスクを同量ずつ混ぜて植え付け。
観葉植物用の土でも問題ないことは実証済みだけど、元の用土にバークが使用されていた環境に近づけて見た。例年ならもう外に出している時期なのだけど、根が落ち着くまでもう少し室内に。

taken on 2015-05-11 #roots #replanted #Dendrobium #May

2015-02-08 追記
ほぼ満開になりました。


写真1
ツルツルで艶やかな萼片3枚 (上側の背萼片(dorsal sepal)1片、下側の側萼片(lateral sepal)2片)、
花弁は、マットに輝く側花弁 (lateral petals, 上側の2片)と細毛に覆われたビロードのような唇弁 (lip) と合わせて3片。
写真3・4は花の下側から。丸いのが唇弁。

写真2 (写真右側が唇弁、左側が背萼片)
唇弁の根元は花心(蕊柱, 花蕊, column) を守るかのように包み込む。細毛は昆虫たちが止まりやすい工夫。
蕊柱 (column) の内側には、(雌蕊の)柱頭 (stigma) と葯 (anther) が並んで合着しており、
白い前歯のような葯帽 (anther cap) を取り外すと見ることができる。
2つに仕切られた部屋のような葯の中には1個ずつ花粉塊 (pollinia) がある。
胡蝶蘭の場合は葯帽から透けて見えますね。

taken on 2015-02-07, 02-08 #Flowers #Dendrobium #February















2015-01-29, 02-05
一昨年の開花 (花弁全開) は2月7日、昨年は2月12日。
今シーズンの室内取り込みは12月21日。
置き場所はいつも同じなので、開花日の差はほとんど撮り込み日の差と思われます。


taken on 2015-01-29, 02-05 #buds #Flowers #Dendrobium #January #February

2017年3月2日木曜日

ブンゴウメ (豊後梅) 2017

Japanese apricot "Bungo-ume"

ブンゴウメ
学名:Prunus mume var. bungo
バラ科 Rosaceae
サクラ属 Prunus
スモモ亜属 Subgenus Prunus

2017-02-28
穏やかな天候は長くは続かず。その分花は長く楽しめるが、先のことは分からない。

2017-02-24
春の強風続きで開花早々痛みがち。
開き始めは 02-21 頃。

2016-02-25
2015-03-06 (撮影 2015-03-11)
2014-03-06 撮影
2013-03-07 撮影
2012-03-25 撮影

taken on 2017-02-24, 02-28 #buds #flowers #February #梅